本日は、新入社員さんの歓迎会で、
「豆屋別邸 しびかま」を使わせていただきました!
ここの「マグロのしゃぶしゃぶ」がとても美味しく、やみつきになってまして・・・
大切な方と食事がしたい時とかに、かこつけて(笑)食べにきます。
一緒に写っているのは弊社スタッフの、
入りたてホヤホヤの妃梨(ひな)ちゃん(左上)、
歓迎会が少し遅れてゴメンね!の綾子さん(左下)、
僕と、
しびかまの幸村(こうむら)料理長です。
15時〜「しびかま」で講演が終わった後、
この歓迎会に突入しました。
2人とも楽しく食事をしてくれたようで嬉しかったです。
社員のみんなとこうやって食事をするのは久しぶりでした。
新入社員の妃梨ちゃんは、僕の実の娘でもあり、
彼女なりに真剣に考えた上でうちの会社を選んでくれたようです。
実の娘であったとしても、
世の中にごまんとある会社の中から選んでもらえたことはとても嬉しいことですね♪
これから益々、社員のみんなを幸せにすべく、頑張らないとな!と、
さらに気合入りまくりです!
話しは変わりますが、
写真に写っている幸村料理長は、
僕と同い年で、たまに仕事が終わったあと飲みに行きます。
いつも、
「社員もお客様も感動する店づくりとは・・・」とか、
「もっと社員のみんなが幸せになるにはどうしたらいいか・・・」とか、
そんな話しをして盛り上がっています。
因みに、僕らの共通キーワードは、
「ディズニーランドを超える、企業文化づくり」
です!
真面目な話し!
そんな話しと共に僕の子供の頃の話しもしたことがあります。
僕の実家は両親が亡くなってもう閉めてはいますが、
元々、割烹(かっぽう)を営んでいました。
幸村さんが着ているような割烹着を着た職人さんが周りに沢山いて、
よく可愛がってもらった記憶があります。
店は、近藤の1文字をつかって、「京料理 藤(ふじ)」という名で、
大阪では結構有名なお店だったようです。
芸能人や、アナウンサー、力士の方も沢山おいでで、
当時はそのこともあって、横綱の輪島関や北の湖関の控え室に、
取組後、連れて行ってもらったこともあります。
料理人である父は、自ら腕をふるった料理を僕によく食べさせてくれました。
小さい頃から、舌の肥えるものばかり食べさせてもらっていました。
そんな中でも特に記憶に残っている、
「京料理 藤」の名物料理、「藤蒸し(ふじむし)」。
僕はこの藤蒸しが大好きで、
父が亡くなったあとも、外食で和食を食べに行ったあかつきには、
せめて似た料理が無いものかと、
メニューを探したり、店の人に聞いてみたりして探したものです。
しかし似たものはおろか、まったく手がかりもつかめず、
いつの間にか探すことも忘れて幾年月が過ぎました。
さあ、そんな話しを幸村さんと飲んでいて不意に思い出したものですから、
ちょっとした期待をこめて話してみたところ、
「ちょっと調べてみる」
と言ってくれたので、
わずかな記憶を頼りに、だいたいどんな具材が入っていて、
どんな風貌だったのかを話しました。
それから数ヶ月後、
僕はいつものように大切な人との食事という名目(かこつけて)で予約をとり、
「しびかま」へ伺いました。
ひと通り食事も出していただいたあと、幸村料理長があいさつに来てくれました。
その時です。
手に持ったお椀を静かに僕の目の前に置き、
「お口に合うかどうか分かりませんが・・・」
と言ってお椀のフタをとった瞬間!
「うおおおおおおおおお!!!!!」
って、叫んでしまいました!
そうです。藤蒸しを再現した料理がそこにあったのです!
感動しました!
僕はもうそれは大事にその料理を口に運び、
噛みしめるたびに、涙が出てきました・・・
そして幸村さんが、
「近藤さん、うちになかなか予約入れてくれないんですもーん!
今か今かとずっと用意して待ってたんですよ!
そしたら今日の予約がようやく入って・・・
どうでした?
お口に合いましたか・・・?」
・・・って、
合うとか合わんとかの前に、
本物を食べた時の思いを超えて感動してるわっ!!
この料理は、京都で出される「蒸し寿司(むしずし)」
というものであることを、幸村さんが教えてくれました。
他の地方で出されることも少なく、
京都でも冬限定でだされるような料理だそうです。
冬に食べるちらし寿司のようなものですね。
先日出してくれたこの藤蒸しを、
また歓迎会の今日の席でも出してくれたんです。
このエピソードを話した上で社員2人も食べたものですから、
2人も感動していました。
いつも、幸村さん!ありがとうございます!
これからももっともっと応援するんで、
また藤蒸し作ってください!! ←けっこう手間のかかる料理だそうです(^^;)
この記事を読んで素敵なお店だな、行ってみたいなと思われた方は、
しびかまは予約をとらないと入れなかったりするので、
是非、予約することをお勧めします!
いつも長文読んでいただき、ありがとうございます!!
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豆家別邸 しびかま
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅3丁目22−5
052-581-5771
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